エアロフォンの使い方 フェイバリット・シーン登録

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こんにちは、しゅうこです。

エアロフォンの音色(シーン)、何種類使ってますか?

簡単に変更できると嬉しいけど、ちょっと手間がかかるよね

前回、前々回と、ユーザー・シーン登録(移調なし・移調あり)の方法を紹介しました。

今回は、シーン変更の手間をさらに減らしてくれる、フェイバリット・シーンについて紹介します。

ユーザー・シーン登録も非常に便利な機能ですが、それを応用してさらにエアロフォンライフを快適にしてくれる機能です。

エアロフォンがいかに作りこまれた楽器なのか、機能を知れば知るほどびっくりします。

こんな便利機能あるんだよ、知ってる?

と、誰かに教えたくなります。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事は、AE-20の取扱説明書、ソング&ガイドブック、パラメーターガイド、ローランドサポートを参考にしています

目次

ユーザー・シーンと似ている機能で、フェイバリット・シーンという機能があります。

フェイバリット・シーンとは、プリセット・シーン(265種類)、ユーザー・シーン(最大600種類)の中から、好みのシーンを12個選んで登録できる機能です。

例えば、何曲か連続して演奏する場合、曲の順にフェイバリット・シーンに登録しておけば、次に使うシーンを即座に呼び出すことができます。

手順はユーザー・シーン登録よりも簡単ですので、ぜひ試してみてくださいね。

ユーザー・シーン登録の方法はこちらを読んでみてください

初期設定

フェイバリット・シーン12個には初期設定があります。

AE-20には12カテゴリー、265種類の音色(シーン)が内蔵されており(プリセット・シーン)、各カテゴリーの最初のシーンが、フェイバリット・シーンに初期設定されています。

例えば、P(プリセット)01のシンセハードリードは01番のAEハード・リード、P06の金管楽器は01番のトランペットとなっています。

プリセット番号カテゴリーフェイバリット・シーンの初期設定
P01シンセ・ハード・リード01:AEハード・リード
P02シンセ・ソフト・リード01:パルス・フルート
P03シンセ・パッド/ストリングス01:シンセ・スタック
P04シンセ・ブラス/ベース01:ファット・ブラス
P05木管楽器01:ソプラノサックス
P06金管楽器01:トランペット
P07弦楽器01:バイオリン・ビブラート1
P08民族楽器01:パンフルートMT
P09鍵盤楽器01:ジャズ・オルガンMT
P10ギター、ベース01:Mディストーション・スプリット
P11ボイス、クワイヤ01:ジャズ・スキャット
P12打楽器、ドラム01:ティンパニ

シーン・リストは、ローランドサポートの取扱説明書のページ、「Aerophone AE-20」からダウンロードできますよ。

プリセット・シーンから登録

フェイバリット・シーンには、プリセット・シーン、ユーザー・シーンどちらからも登録できます。

まずはプリセット・シーンから登録してみましょう。

今回は、P05-04のアルトサックス1をフェイバリット03に登録します。

①SCENE CATEGORYつまみとSCENEボタン(△▽)で、P05-04・アルトサックス1に設定します。

②MENUボタンを長押しすると、シーン保存画面に移ります。

③+ボタンで「フェイバリット」を選択します。

④保存先を選びます。保存先は、初期設定が表示されるので、「Favorite 01 AEハード・リード」から、+ボタンで「Favorite 03 シンセ・スタック」に変更します。

⑤MENUボタンで決定します。

⑥+ボタンで「はい」を選択すると、初期設定のシンセ・スタックに、アルトサックス1が上書きされます。

これで登録完了です!

呼び出し方法

SCENEボタン(△)を押しながら、SCENE CATEGORYつまみを回すとフェイバリット・シーンを呼び出すことができます。

このとき、画面は「Preset Scene P05-04 アルトサックス1」と表示されており、フェイバリット・シーン番号は表示されません。

フェイバリット番号は、SCENE CATEGORYつまみで確認します。

操作のポイント

呼び出し時、SCENEボタン(△)を押しながらつまみを回したら、いったん△から指を離します。

押したままの状態だと、シーンがすごい勢いで切り替わります。

△を押してつまみを回したら離す→また△押して回す、と操作するといいですよ!

ユーザー・シーンを呼び出す時(▽+つまみ)も同じです。

ユーザー・シーンから登録

次はユーザー・シーンから登録します。

前回、移調ありでユーザー・シーン(U03-02)に登録した、「Violin Vib +1 C♯」をフェイバリット05に登録します。

詳しい方法は下の記事を読んでみてください。

①SCENEボタン(▽)を押した状態でSCENE CATEGORYつまみを回してユーザー・シーンを呼び出します。

②「▽を押しながらつまみを回して離す」を繰り返しながら3まで回します。

その後△▽を操作して、U03-02に登録した「Violin Vib +1 C♯」に設定します。

続きは同じです。

③MENUボタン長押し、④+ボタンで「フェイバリット」を選択します。

⑤保存先を選びます。+ボタンで「Favorite 05 ソプラノサックス」に変更します。

⑤MENUボタンで決定、⑥+ボタンで「はい」を選択すると上書きされます。

画面は「User Scene 03-02 Violin Vib +1 C♯」と表示されており、フェイバリット・シーン番号は表示されません。

フェイバリット番号は、SCENE CATEGORYつまみで確認してください。

今回は、プリセット・シーンとユーザー・シーンの中から12個選んで登録できる、フェイバリット・シーンについて紹介しました。

続けて何曲も演奏する場合は、事前に登録しておくと非常に便利です。

12種類あれば、たいていの状況はカバーできますよね。

SCENEボタンの△はフェイバリット・シーン、▽はユーザー・シーン呼び出しと覚えておけばばっちりです。

実はこのフェイバリット・シーン、エアロフォン本体だけでなく、なんと無料アプリ「Aerophone Pro Editor」からも登録することができます!というか、連動しています!

アプリでフェイバリット・シーンを登録する方法はこちら。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上、しゅうこでした。

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