Aerophone Pro Editorの使い方④ LIBRARIANで演奏会リストをつくる

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは、しゅうこです。

引き続き、無料アプリ「Aerophone Pro Editor」の、LIBRARIAN画面の使い方を紹介します。

前回は、1個のライブラリー内に、1個の音色(シーン)を登録しました。

今回は、1個のライブラリー内に、複数のシーンを登録する方法を紹介します。

何曲か演奏する際、アプリの画面で曲名を選べば対応する音色(シーン)が呼び出せる、演奏会リストをつくることができます。

Aerophone Pro Editorの魅力的な世界にはまっていきましょう!

少し長めになりますが、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

Aerophone Pro Editor

Aerophone Pro Editor

Roland Corporation無料posted withアプリーチ

Aerophone Pro Editorの使い方は、ローランドサポートの取扱説明書ページをスクロールすると「A」の項目の中に「Aerophone Pro Editor」があるので、PDFをダウンロードしてください

または、アプリ内のSET UPボタン→Manualから確認できます

目次

LIBRARIANでは、曲名や演奏会リスト(ライブラリー)を作成し、それにあらかじめ登録しておいたユーザー・シーンを登録することができます。

Aerophone Pro Editorの使い方③では、AE-20 ソング&ガイドブックの収録曲名でライブラリーを作成し、それに対応する音色(シーン)を登録する方法を説明しました。

使い方③で登録した曲名とシーンは以下の通りです。

君をのせて / 映画「天空の城ラピュタ」より

ライブラリー名:Castle in the sky、シーン名:U03-03 Pan Flute -1 B

G線上のアリア / バッハ

ライブラリー名:Air on G string、シーン名:U03-02 Violin Vib +1 C♯

詳しい方法は、下の記事を読んでみてくださいね

使い方③では、1個のライブラリー内に、1個の音色(シーン)を登録しました。

今回は、1個のライブラリー内に、複数のシーンを登録する方法を紹介します。

例えば、ソング&ガイドブックの収録曲11曲をすべてLIBRARIANに登録したいとき、使い方③の方法では11個のライブラリーが必要です。

曲が増えるにつれてライブラリーも増え、見づらく、探しにくくなってしまいます。

そんな時、「AE-20 song & Guidebook」という1個のライブラリーに、11曲入っていればどうでしょうか。

すごくすっきりしますよね!

同様に、他にもリストをつくって登録すれば、演奏会ごとに使えて便利です。

今回は、AE-20 ソング&ガイドブックの収録曲全11曲を表にまとめたので、これをLIBRARIANに登録します。

曲名シーン名 / トランスポーズ
1.聖者の行進 / ルイ・アームストロングP05-23 クラリネット / 0(C)
2.茶色の小瓶 / グレン・ミラーP05-09 テナーサックス / +1(C♯)
3.君をのせて / 映画「天空の城ラピュタ」よりP08-03 パンフルート / -1(B)
4.組曲「惑星」より「木星」 / ホルストP07-05 ストリングスMT / 0(C)
5.いとしのエリー / サザンオールスターズP05-28 ハーモニカAP / 0(C)
6.G線上のアリア / バッハP07-01 バイオリン・ビブラート1 / +1(C♯)
7.川の流れのように / 美空ひばりP05-20 オーボエ / 0(C)
8.ムーンライト・セレナーデ / グレン・ミラーP06-03 ミュート・トランペット1 / 0(C)
9.人生のメリーゴーランド / 映画「ハウルの動く城」よりP07-04 チェロ・ビブラート / 0(C)
10.オーメンズ・オブ・ラブ / T-SQUAREP02-30 トライアングル・リードKI / 0(C)
11.情熱大陸 / 葉加瀬太郎P07-01 バイオリン・ビブラート1 / 0(C)
Aerophone AE-20 Song & Guidebookより

登録するにあたり、エアロフォン本体・Aerophone Pro Editorともに、ひらがな・カタカナを使用できないため、曲名とシーン名を英語表記にします。

下の表でAは曲名、Bはユーザー・シーン名、Cは曲名とユーザー・シーン名の組み合わせにしました。

私にとって分かりやすい表記にしていますので、ご自身の好きな表記にしてください。

今回はユーザー・バンク04の01~11に登録します(お好きな番号へどうぞ)。

(ユーザー・バンク01は、他に使い道があるので残しておきます)

後述しますが、シーン名は本体で表示できる16字以内(大・小文字ともに)という制限があります

A. 曲名登録番号B. ユーザー・シーン名(本体)C. 登録名(16字以内)
1.When the Saints Go Marching inU04-01Clarinet 0 CSaints/Cla C
2.Kittle Brown JugU04-02Tenor Sax +1 C♯Kittle/Tenor C♯
3.Castle in the skyU04-03Pan Flute -1 BCastle/Flute B
4.JupiterU04-04Strings MT 0 CJupiter/StrMT C
5.Ellie My LoveU04-05Harmonica AP 0 CEllie/Harmo C
6.Air on G stringU04-06Violin Vib +1 C♯Air on G/Vio C♯
7.Like a River FlowingU04-07Oboe 0 CRiver Flw/Oboe C
8.Moonlight SerenadeU04-08Mute Trumpet 0 CMoon/MutTrum C
9.The Merry-go-round of LifeU04-09Cello Vib 0 CMerGR/Cello Vib C
10.Omens of LoveU04-10Triangle Lead 0COmens/TriaLead C
11.Jounetsu TairikuU04-11Violin Vib 0 CJounetsu/VioVibC

収録曲11曲分のシーンをユーザー・バンクU04の01~11に登録します。

これが一番大変!がんばってください!

シーン名は、表のBで入力しています。最初からCの表記で登録してもいいです。

後述しますが、まずは本体からBで登録して、あとでアプリ上でC表記に変えるのがおすすめです)

シーン名は、アプリから何度でも編集できます。

ユーザー・シーン登録(移調あり)の詳しい方法は、下の記事を読んでみてください

アプリ上で、ユーザー・シーン登録ができているか確認します。

FAVORITE画面の右上のボタンを押し、Scene GroupのUser 04を選ぶと、苦労して入力した01~11を確認できます。

ここまでできれば、あとは簡単ですよ!

使い方③と重複するので、簡単に説明します。

左上の+ボタンで空のライブラリーを作成します。

ライブラリー名を入力し、取り込み(インポート)ボタン(上段の右から3個目)を押します。

インポート先をエアロフォンに設定し、取り込むシーンをUser 04、From:U04-01~To:U04-11にしてください。

ライブラリーを選択し、登録完了です。11シーンでおよそ53秒くらいでした。

LIBRARIAN画面に戻り、ライブラリー名の下の数字が11になっていればOKです。

右側の>ボタンでシーン内容を確認できます。

お疲れさまでした!

達成感が半端ない!

ソング&ガイドブックの収録曲をリスト化でき、達成感でいっぱいのところですが、上述の表のBでユーザー・シーン名を登録したあとに、気づいてしまいました。

ライブラリーを開いてシーンリストを見たときに、曲名がわからない(汗)

登録する際に、C表記(曲名とシーン名の組み合わせ)で登録してもOKと言ったのは、これが理由です。

ただ、C表記は大文字・小文字・スラッシュ・記号が入り混じっているので、本体からの入力はかなり時間がかかります。

まずはB表記で本体から登録しておいて、後からアプリ上でC表記に変えるのがおすすめです。

シーン名の変更

シーン名は、右端の点3つのボタンを押すと編集できます。

ただし、16字の字数制限があります。

アプリ上は入力できてしまうのですが、OKボタンを押すと16字しか残りません。

本体でも、16字のみの表記となります。

ライブラリー名の変更

ライブラリー名は、右側の点3つのボタンを押すと編集できます。

1行に大・小文字が28字入り、2行分(合計56字)の表記が可能です。

ひとつのライブラリーに複数のシーンを登録した場合、シーン名をどうするかは人それぞれ異なると思います。

最初に示した表で、曲名がよければAを、音色(シーン)名がよければBを、両方とも入れたい場合はC、と様々な方法があります。

私は紆余曲折を経てCの表記にしてみました。

本人が分かればいいので、お好みの方法を探してみてくださいね。

今回は、Aerophone Pro EditorのLIBRARIAN画面の使い方を引き続き紹介しました。

ひとつのライブラリーに複数の音色(シーン)を入れると、すっきりまとまるのでおすすめです。

シーン名もアプリ上で分かりやすく編集すると、さらに便利ですので、ぜひ試してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上、しゅうこでした。

FAVORITE画面の使い方は次の記事を読んでみてください

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次