こんにちは、しゅうこです。
エアロフォンって初期設定のままでいいの?
他の人がどんな設定にしているのか気になる、、
今回は、管楽器初心者の私がエアロフォンを始めて2年、現在の設定を紹介します。
エアロフォンは自分に合わせて設定をカスタマイズできます。
息を吹き込む力が弱くても大丈夫!
くわえ方(アンブシュア)が安定していなくても大丈夫!
初心者でも大丈夫!
何かの参考になればうれしいです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
結論
上達するにはどんな設定がいいのか色々試行錯誤してきましたが、まず最初は、自分の吹きやすい設定にするのが正解でした!
初めから難しい設定にする必要はありません。
慣れてきたら徐々に設定を変えていけばいいのです。
私の現在の設定
項目 | 環境 | |
---|---|---|
音量 | ー | |
①ヘッドホンもしくはイヤホン | 自宅練習 | 3~4 |
②内臓スピーカー(ヘッドホンなし、アンプなし) | 対面レッスン | 8 |
③アンプ | 発表会 | アンプ側で調整(本体は3~4) |
ブレスカーブ | ー | M |
ブレス調整 | ー | 24 |
バイト機能設定 | ー | E-Wind |
音量
音量は0~11まで調整できます。
本体のつまみ、もしくはMENUのスピーカー音量、 アウトプット音量で変更します。
自宅練習
自宅でエアロフォンの練習をする際は、ヘッドホンもしくはイヤホン(有線)が絶対におススメです!
内臓スピーカーで音を出すよりも格段にいい音で聞こえるので、没入できます。
使用するヘッドホンによって聞こえ方は異なると思いますが、ご自身の心地よい音量にしてください。
後述する、ブレスカーブやブレス調整の設定によっても音量は変化します。
対面レッスンもしくは内臓スピーカーのみ
ヘッドホンと同等の音量・音質を内臓スピーカーで再現するのは難しいです。
内臓スピーカーは音量を大きくすればするほど音割れしやすくなります。
私はレッスン時は音量8くらいにしていますが、狭い空間であれば6~8くらいがちょうどよさそうです。
発表会などアンプ使用時
アンプを使用すれば、ヘッドホンと同等の音量・音質を再現できます。
アンプ側でも音量を調節できるので、広い空間で演奏する際にはぜひアンプ使用をおすすめします。
ブレスカーブ
エアロフォンには吹き込む息の強さを感知するブレス・センサーがついており、吹き込む息の強さ(速さ・勢い)によって、音の大きさを調整することができます。
強く吹くと大きな音になり、弱く吹くと小さな音になります。
L5~L1、M、H1~H5と、11段階の調節が可能で、初期設定はMです。
管楽器初心者で息が続かないという方は、L3やL2から始めてみてはどうでしょうか。
おすすめは、強く吹いた時に少し抵抗があるくらいの設定です。そうすると、曲中で強弱などの細かな表現がしやすくなります。
設定を低くしすぎると、少しの息で大きな音が出るので、強弱がつけづらくなります。
また、マウスピースのくわえ方(アンブシュア)によっても変わります。
私は息もれがひどかったときはL2やL1にしていました。徐々にアンブシュアが安定してきた現在はMにしています。
普段からサックスを演奏している方は、H2やH3にするとちょうどよいかもしれません。
ブレス調整
音が鳴り始めるまでに必要な息の強さを調節できます。
0~50まで調節でき、初期設定は20です。
数値が大きくなるほど、息の強さが強くないと音が鳴らなくなります。
数値が小さいほど音が出やすいですが、これも少し抵抗があるくらいの値にすると強弱などの表現がしやすくなります。
慣れると息の吹き込む強さも上がるので、私は17→20→24と、少しずつ上げてみています。
正しい方法かは分かりませんが、個人的には、ブレス調整の方が細かく抵抗感を調整できるように感じます。
バイト機能設定
「バイト」とは、「噛む」ことです。
マウスピース(リード)を咥える力を強めたり弱めたりして、バイト・バーにリードが触れる強さを調整することで、ピッチ(音の高さ)を制御したり、ビブラートをかけたりすることができます。
オフ | バイト・センサーのコントロールがオフになります |
サックス | アコースティック・サックスのように、マウスピース(リード)を咥える強さでピッチを制御することができます |
E-Wind | マウスピース(リード)を咥える強さを、弱めたり強くしたりすることでビブラートをかけることができます |
取扱説明書14ページの、バイトセンサーの調整(キャリブレーション)を試してみてください
初心者におすすめの設定
私のように管楽器初心者で、アコースティック・サックスを演奏しない方は、まずは「オフ」か「E-Wind」をおすすめします。
「サックス」モードは、リードの位置をしっかりコントロールしないと、ピッチ(音の高さ)が合いません。
例えば、「ド(E♭)」を吹いた際、咥える力が弱いと「D」に近い音が出るので、きちんと「E♭」が出るように咥えて、チューニングをしなければなりません。
ズレた音で演奏すると伴奏と合いません。
アンブシュアが安定しないうちは、強く咥えると下唇を噛んで痛くなるので、慣れてきてから挑戦するのがよいのではないでしょうか。
「オフ」か「E-Wind」にしておけばチューニングの必要がなく、手軽に誰でも簡単に音が出せるところがエアロフォンのいいところです。
私はいまだに「サックス」モードではうまく音が出せません
全ての音のピッチを合わせるのも難易度高いです
「サックス」モードについて、レッスンで先生に聞いてみました。
エアロフォンの「サックス」モードは、マウスピースを上下に噛んでピッチを合わせるため、アコースティック・サックスとは全然やり方が違う、とのことでした。
初心者は噛み癖がつきそうなので、やはり「オフ」か「E-Wind」がおすすめとのことでした。
まとめ
管楽器初心者のエアロフォンAE-20の設定を紹介しました。
初期設定で演奏してみて、息が続かなくて苦しい時はブレスカーブやブレス調整を下げてみてください。
バイト機能設定は「オフ」か「E-Wind」がおすすめです。ラクですし、演奏に集中できます。
慣れてきたら少しずつ変えるといいと思います。
気持ちよく吹ける設定が正解です!
個人の体力や能力、技術にあわせて設定を変更できるのは電子楽器の強みですね。
エアロフォンライフ、楽しみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、しゅうこでした。