こんにちは、しゅうこです。
最近、家族や親戚の集まりで、今までに発表会で演奏した曲を聴いてもらう機会がありました。
プチ演奏会が終わった後に、

他に何か、例えば、○○○とか演奏できる?
こんなリクエストをもらい、はたと気づきました。



急に言われても楽譜がないと吹けない
せっかく聴いてもらう機会があっても、「楽譜がないと吹けない」なんて寂しいので、レパートリーを増やそう!と思い立ちました。
今回は、どんな曲をレパートリーにしたら多くの人に喜んでもらえるかを考えました。
エアロフォンだからこそできる工夫も紹介します。
何か参考になればうれしいです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
レパートリーの必要性
「何か演奏してみて!」とリクエストされるのは、楽器を演奏する人の宿命かもしれません。
うれしい反面、「急に言われても、、」というのが多くの方の悩みではないでしょうか。



「何か」とは何か?
このリクエストの真の意図は、おそらく「自分(リクエストする人)が知っている曲を何か演奏してほしい」ということだと思います。
知らない曲よりは知っている曲の方がうれしいですし、一緒に歌ったりして楽しむことができます。
自分の好きな曲を吹くのもいいですが、聴いてくれる人が楽しめる曲も吹きたいです。



老若男女問わず、誰もが知っている・聴いたことがある超有名曲を探そう
曲の選定方法
プロサックス奏者・藤本匡光さんのエアロフォンセミナーに参加した際、暗譜で何曲も披露してくれました。
「プロってすごい!!」と非常に感動すると同時に、「こんな風に演奏したい!」と思いました。
プロのように、かっこよくて難しい曲を何曲も演奏できればいいのですが、そういうわけにもいきません。
しかし、簡単な曲や短い曲なら素人でも暗譜できます。
情熱大陸や、名探偵コナンのテーマ曲などに憧れますが、もっと簡単で短い曲を探すことにしました。


全人類向け:ハッピーバースデー
誰かのお誕生日が近い場合、この曲は必須です。
全世界共通、みんなで歌えます。
C譜であれば、♯や♭はないので演奏の難易度は低く、覚えやすいです。
季節・イベントの曲
春、夏、秋、冬でそれぞれピックアップしてみるとよさそうです。
童謡や唱歌、抒情歌などは、短いフレーズだけでも頭に入れておくと重宝すると思います。
また、1月から12月まで何かしらイベントがあるので、何曲か持ちネタがあるといいですね。
非常に参考になるサイトを見つけました!


スタジオジブリとディズニー
小さな子も知っていて、その親世代、祖父母世代も知っている曲の候補として、ジブリとディズニーはどうでしょうか。
幅広い年代をカバーできます。
スタジオジブリ・メロディーズ100という楽譜は、各曲1ページ以内に収まるものがほとんどです。
伴奏CDはありませんが、伴奏なしでも楽しめますよ。
全部の曲を暗譜することは難しいので、PDF化してスマホやタブレットで見られるようにしたり、コンパクトな楽譜ファイルにいれて持ち運ぶのがおすすめです
エアロフォンの特性を生かす
エアロフォンの醍醐味は、なんといっても多彩な音色が選べることです。
曲を選んだら、それぞれ音色を変えて演奏しましょう。どの音色にするかは完全に好みです。
エアロフォンという楽器に興味を持ってもらうために、音色を変えて演奏するのは非常に効果的です。
サックス以外にも、フルートやトランペット、バイオリン、尺八などなど、200以上ある音色から選ぶのは大変ですが、「どの音色が合うかな~」と考える時間はとても楽しいです。
聴く人は、まさか弦楽器やオルガン、打楽器の音が出るとは思っていないでしょうから、エアロフォンの無限の可能性をアピールする絶好のチャンスです。
例えば、沖縄民謡なら三弦(三線の起源)の音色(P08-37)で吹いてみるのはどうでしょうか。
プリセット音色P11のボイス系も面白いです。


ソング&ガイドブック
ここまでは自力でいろいろ曲を選びましたが、そんな労力をかけなくともレパートリーの悩みを解決してくれるのがソング&ガイドブックです。
ローランドから、エアロフォン用に3冊のソング&ガイドブックが発売されています。
AE-01用、AE-05用、AE-20用で、それぞれ操作方法の解説とともに模範演奏・伴奏CD付きで10曲程度が収録されています。
1曲1曲、音色の設定まで詳細に記載されています。
ソング&ガイドブックを持ち歩けば解決!といってもよいくらい、どれも有名な曲ばかりの神選曲です。
難易度の低い曲から高い曲まであるので、その中から何曲か選んでレパートリーに加えるのがおすすめです。


まとめ
「何か曲を吹いてみて!」とリクエストされた時のために、どのような曲をレパートリーにしておくのがいいかを考えました。
ハッピーバースデーや童謡、ジブリやディズニーなど、老若男女問わず耳にしたことのある曲が喜ばれるのではないでしょうか。
まずは簡単で短い曲から挑戦するのがいいですね。
曲によって音色を変えると、エアロフォンの魅力を存分にアピールできます。
ほかにも、人の好みの音楽を調査したり、「こんなの演奏できる?」と言われたものを覚えておいてこっそり練習するなど、レパートリーを増やす方法はたくさんあります(私はサザンオールスターズと、中島みゆきをこっそり練習する予定です)。



エアロフォンの素晴らしさ、楽しさを多くの人と共有して、さらに充実したエアロフォンライフを送りましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、しゅうこでした。