こんにちは、しゅうこです。
オンラインレッスンって簡単にできるのかな。
何を準備すればいいのかな。
今回は、そんな不安を解消する記事です。
ぜひ最後まで読んでみてください。
私は島村楽器のデジタル管楽器サロンに通っています。
教室が家から遠いので、オンラインレッスンを月2回(30分×2)、教室でのリアルレッスンを月1回(60分×1)受けています。
今回は、オンラインレッスン受ける時にどんな機材が必要なのか、機材がなくても受けられるのか、具体的な設定方法や接続方法について紹介します。
ZOOMの設定方法 ポイントは2点
島村楽器ではZOOMを使用して、オンラインレッスンを受けることができます。
まずはZOOMをインストールしてください(アカウントは作らなくてもレッスンは受けられます)。
島村楽器以外のオンラインレッスンでも、ZOOMを使用しているところは多いので参考にしてくださいね。
ポイント1
設定(右上の歯車マーク)からオーディオを選択、オーディオプロフィールの「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」を選択
ポイント2
先生から送られてきたURLからZOOMのミーティングに入室します。
ミーティング画面(自分が映る画面)の「ミュージシャン用のオリジナルサウンド:オフ」をクリック→オンにすれば設定完了です。
「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」がオフの状態だと、ZOOMが演奏をノイズと認識してしまうので、音が途切れ途切れになってしまいます。
「オンラインレッスン」「ZOOM」「音楽」などのワードで検索すると画像付きで詳しく解説してあるサイトがたくさんあるので確認してみてくださいね。
ZOOMとエアロフォンだけでレッスンを受ける
レッスン室やカラオケボックス、また自宅でも音が出せる環境であればZOOMとエアロフォンだけでオンラインレッスンを受けることができます。
音声(エアロフォンの音+会話)はスマホやタブレット、PCの内蔵マイクがひろってくれるので、他の機材との接続は不要です。
私は自宅で音が出せないので、後述するGO:MIXER PRO-Xというオーディオ・ミキサーを接続してオンラインレッスンを受けていますが、先生側はレッスン室でiPadとエアロフォンだけでレッスンをしています。
会話も普通にできますし、ZOOMの設定ができていれば、エアロフォンの音もきれいに聞こえるので、特に支障はないと思います。
オーディオ・ミキサーを接続してレッスンを受ける
自宅で音を出せない場合、オーディオ・ミキサーは非常に便利です。
私はRoland社のGO:MIXER PRO-Xを使用しています。
録音・録画編でも紹介しましたが、非常にクリアな音で聞いたり、配信もできるので、愛用しています。
私はPCを接続していますが、iPhoneやiPad、Andoroidも接続可能です。
エアロフォンのみ接続
①エアロフォンのPHONES端子とLINE1を3極プラグ(別売り)でつなぐ
②GO:MIXER PRO-Xに付属のUSBケーブルでGO:MIXER PRO-XとPCを接続(PCから電源供給される)
ケーブル:USB Type-C(TM)to USB マイクロB タイプ(アンドロイドスマホ用として付属)
③マイク付きイヤホン(もしくはヘッドセット)をHEADSET端子につなぐ
マイク機能が付いている場合はどれも4極プラグになっています
④エアロフォンの電源を入れる
⑤ループバックはOFFにしておく
ループバックをオンにすると先生の側で音がハウリングして聞きづらくなるようです。
エアロフォンとメトロノーム、スマホなども接続する
メトロノームでリズムを刻みながら演奏したり、曲を再生しながら演奏したい場合の方法です。
スマホをBluetoothでエアロフォンと接続するのが簡単ですが、接続が不安定なことがあります。
熱中して演奏しているときにBluetoothが途切れると悲しい。。
GO:MIXER PRO-XのLINE端子にスマホを繋いで曲を再生すると相手側への音量が不十分な場合
→エアロフォンとスマホをBluetooth接続して曲を再生した方がよく聞こえることがあります
①エアロフォンのPHONES端子とLINE1を3極プラグ(別売り)でつなぐ
②LINE2にメトロノームのPHONES端子、もしくはスマホを3極プラグでつなぐ
③GO:MIXER PRO-Xに付属のUSBケーブルでGO:MIXER PRO-XとPCを接続(PCから電源供給される)
④マイク付きイヤホン(もしくはヘッドセット)をHEADSET端子につなぐ
⑤エアロフォンの電源を入れる
⑥ループバックはOFFにしておく
メトロノームを接続する際は、ボリュームをゼロにしておき、徐々にボリュームをあげて音量を調節してください。
急に大きな音が出て耳に負担がかかることがあります。
写真のようなメトロノームでなくても、スマホのメトロノームアプリを使用することもできます。
エアロフォンをInstrument接続する
エアロフォンをGO:MIXER PRO-Xの側面からInstrument接続すると、LINE1にメトロノーム、LINE2にスマホを別々に接続するなど、LINE1、2を自由に使うことができます。
音声の入力方法:HEADSET端子かMIC端子か
GO:MIXER PRO-Xとの接続で、悩みをひとつ挙げるとすれば、音声の入力方法です。
GO:MIXER PRO-Xなどのオーディオ・ミキサーを接続すると、スマホやタブレット、PCの内蔵マイクでは音をひろわなくなります。
そのため、GO:MIXER PRO-XのHEADSET端子もしくは側面のMIC(マイク)端子を使用して、会話の音声をGO:MIXER PRO-Xに入力する必要があります。
HEADSET端子を使用する
HEADSET端子を使用する場合、マイクを口元に近づけないと、こちらの声が相手側で聞き取りづらいようです。
会議や英会話のオンラインレッスンで使用するような、口元にマイクが付いているヘッドセットではマウスピースをくわえるときにマイクが煩わしい感じがしました。
また、安価なものだと音質があまりよくなく、音楽のオンラインレッスンには向いていない印象でした。
会話で使用する前提で、音質重視ではないのでしょうがないですね。
音質が良いヘッドセットは無線(Bluetooth)接続のことが多く、かなり高価です。
MIC(マイク)端子を使用する
MIC端子を使用する場合は、マイクを別途購入する必要があります。
カラオケで使うようなダイナミックマイクや、ラジオの収録で使われるような形のコンデンサーマイクは、設置する機材(アーム)などが必要になるため、月2回のオンラインレッスンのためだけに購入することはしませんでした。
ラベリアマイクという、ピンマイクタイプのものもありますが、ピンマイクは首からかけているストラップと干渉しやすいのと、かなり高価なので、購入には至りませんでした。
マイクについて詳しく知りたい方は、島村楽器のページを見てください。
いろんなマイクがあってびっくりします。
現在使用しているもの
色々試行錯誤の結果、現在はマイク付きイヤホンを使用してオンラインレッスンを受けています。
10年くらい前に買った、audio-technicaのCKS55XI(生産終了。記憶では当時5000円くらい)を使用しています。
会話をするときはマイクを持って口元に近づけて、聞き取りやすいようにはっきりと話すことを心がけています。
配信をしたり、マイクを使う機会が多くて据え置きで設置できる場合はダイナミックマイクやコンデンサーマイクを検討してもいいかもしれませんが、私はオンラインレッスンでしか使用しないので、マイク付きイヤホンでいいという結論になりました。
まとめ
オンラインレッスンを受ける際の、実際の設定方法や接続方法を詳しく紹介しました。
音が出せる環境の方は、ZOOMとエアロフォンだけでオンラインレッスンを受けることが可能です。
音が出せない方は、GO:MIXER PRO-Xなどのオーディオ・ミキサーを接続してオンラインレッスンを受けましょう。
ヘッドセットもしくはイヤホンは普段から練習で使用しているヘッドホンと同じくらいの音質で、きれいに聞こえるものがおすすめです。
ちなみに私は練習の時はDENON AH-D1100というヘッドホンを使用しています。
2022年に購入したのですが、これも現在は生産終了となっていました。。
メーカー希望小売価格は19800円ですが、当時は6000円くらいでアマゾンなどで販売されていました。
ヘッドホンは家電量販店などで実際に試聴してみるのがおすすめです。
オンラインレッスンのハードルがさがって、オンラインレッスン受けてみようかなと思う方が一人でも増えればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、しゅうこでした。