譜面台ラックの購入 失敗談と挽回策

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こんにちは、しゅうこです。

前回は譜面台の種類や特徴、選び方をご紹介しました。

今回は、譜面台に後付できる譜面台ラックの紹介と、私の失敗談、その後の挽回策についてお話しします。

最後まで読んでもらえたらうれしいです。

目次

譜面台ラックとは、チューナーやメトロノーム、鉛筆など、練習中や演奏中に使用する小物類を置く棚です。

私は自宅で練習する際に、メトロノームと鉛筆をよく使うのでラックに置いています。

オンラインレッスンを受ける際にも鉛筆は必需品なので、さっと取れてページめくりの邪魔にならないのは重要です。

一番ポピュラーなのはヤマハの譜面台ラック(YAMAHA 譜面台ラック MS-RKDXや、MS-RKⅡ)ではないでしょうか。

私はCAHAYAの譜面台にYAMAHA 譜面台ラック MS-RKDXを付けて使用しています。

このMS-RKDX、とても使いやすいのですが、レッスンで通っている島村楽器にラック付きのマンハセット譜面台があり、鉛筆の置き所、取りやすさが非常に快適で、同じようなものがないか探していたところ、マンハセットのアクセサリー・シェルフM1100という商品を見つけました。

求めていたものはこれだ!と思い、早速購入したのですが、大誤算がありました。

今回はその様子をみなさんにご紹介して、ラック購入時の注意点になればと思います。

マンハセットのアクセサリーシェルフは、プラスチック製で非常にしっかりしており、譜面台を挟む部分も滑りづらいつくりになっています。

長さは、私が持っているCAHAYAの譜面台とほぼ同じで、ぴったりだと思って購入したのですが、ページストッパーの付着部を計算に入れるのを完全に忘れていました。

そのため、写真のようにページストッパーが邪魔で、シェルフを差し込み出来ないという事態に。

譜面台の下にテープでつける作戦を試みたものの、やはりページストッパーの付着部が邪魔をして、シェルフが奥まってしまい、小物が取りづらくなってしまいました。

また、ラックの奥行は4.5cmのため、ヤマハのメトロノーム(7.5cm)を置くと、不安定で、譜面台を動かすとすぐに落ちてしまいます。

もともとマンハセットのラック付き譜面台(M50)のラックの奥行は6cmなので、このアクセサリーシェルフの奥行も6cmと勝手に思い込んでいたのも失敗の一つです。

メトロノームはヤマハのラックに置いた方が安定感があるけど、鉛筆はマンハセットのシェルフに置きたい!と思い、悩んだ末に、マンハセットのシェルフを切断して、ヤマハのラックと一緒に、両方譜面台につけてみることにしました。

(自己責任で行っています。ケガなどの責任は負いかねます。)

使用物品

100均(キャンドゥ)で金切鋸とダイヤモンドヤスリを購入しました。

寸法測定

ヤマハのラックを譜面台の右側に設置した状態で、マンハセットのシェルフを置けるスペースは20cm弱あります。

普通のカッターでシェルフに印をつけ、養生テープでも印をつけておきました。

切断と仕上げ

金切鋸で切断し、ヤスリで切断面を滑らかにしてできあがりです。

写真では背景除去してありますが、粉が沢山出るため、下に新聞紙を敷いています。

動かないように、シェルフの右端もしっかり押さえた方がいいです。

まっすぐ切るのが結構難しくて、5mm程ずれてしまいましたが、あまり気になりませんでした。

完成

早速つけてみると、かなりいい感じです。

ヤマハのラックは譜面台を挟む部分がゆるくてズレやすいのですが、マンハセットのシェルフは全然ズレません。

鉛筆を取りやすくなり、非常に快適で大満足です。

ヤマハの譜面台ラックにはメトロノームを置けるので、二つの譜面台ラックのいいところ取りができました。

詳細な検討を行わずに譜面台ラックを買ってしまったため、結果的には大満足ですが、譜面台を自作することになりました。

ページストッパーがある譜面台には、譜面台を挟むタイプの長いラックは使用できないことがわかりました。

譜面台ラックをインターネットで検索すると、ほとんどヤマハの製品しか出てこない理由がよくわかりました

マンハセットのアクセサリーシェルフは非常に質の良い商品なので、譜面台との相性がよければ購入して損はないと思います。

短いタイプのアクセサリーシェルフがあれば売れそうだと思うのは私だけでしょうか。

譜面台に直接取り付けるタイプの他に、支柱に付けるタイプもあるので、そちらを試してみてもいいかもしれません。

みなさんも、譜面台ラックを購入する際は十分注意してくださいね。

シェルフを切断する際はご自身の責任で行ってください。
ケガなどの責任は負いかねます。
商品への苦情なども、もちろんおやめ下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上、しゅうこでした。

譜面台の選び方はこちらを読んでみてください

エアロフォンの練習にあると便利なものはこちらで紹介しています

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