こんにちは、しゅうこです。
正しい指使いのはずなのに、音が出ないことがある、、
エアロフォンを練習していて、こんなふうに困ったことはありませんか?
せっかく買ったのに、キーの接触が悪くて不良品なのかも(涙)、、と、もやもやしてしまったり。
今回の記事では、うまく音が出ない原因と、確認方法を紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてください。
音が出ない原因
電池やアダプター、本体のスピーカー設定などの問題ではなく、演奏中に特定の音が出たり出なくなったりする、という症状にお悩みの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
運指は正しいはずなのに、どうして!?と、思ってしまいますよね。
エアロフォンのキーの不具合を疑う前に、ぜひ確認してみてもらいたいことがあります。
1,余計なキーを押している
2,必要なキーが押されていない(指の力が抜けて浮いている)
それぞれ説明します。
余計なキーを押している
音が出たり出なかったりという症状は、サイド・キーを意図せず押してしまっている場合に起こりやすいです。
エアロフォンのキーの「押している」判定は、かなりシビア(感度が良い)なので、普段は触れているだけの状態でも、指が力んで少しでも押してしまうと、「押している」と判定されます。
特に左手の人差し指の側面は、C1キー、C2キーに近く、当たりやすいです。例えば、
- 中音域の「シ」のように、左手の人差し指に力が入るとき
- Bキー、C♯キー、B♭キーなどのテーブル・キーを左小指で操作するとき
- Bisキーを押しているとき
特に手が小さい方はサイド・キーには注意が必要です。
必要なキーが押されていない
「押している」判定がシビアなように、「押していない」判定もまた、かなりシビア(感度が良い)です。
自分では押しているつもりでも、わずかに力が抜けて指が浮いていることがあります。例えば
- 左薬指
- 右薬指、右小指
- オクターブキー
- Bisキー
私の場合、左薬指が特に浮きやすいです。
使う指が多くなればなるほど、力が入りづらくなるのが左薬指です。
同様に、右薬指、右小指も浮きやすいです。
オクターブキーを押さえる左親指も、残り9本に集中していると時々浮いてしまいます。
Bisキーを押す左人差し指にも注意です。サイド・キーに当たらないように注意していると、逆に浮いてしまうことがあります。
このように、10本の指全部に神経を集中するのはかなり大変です。
ただ、しっかり押さえようとして力を入れすぎると、逆に指が動きづらくなります。
また、力みすぎて手首が痛くなってしまうこともあるので、加減が難しいところです。
確認方法
音が出たりでなかったりする症状が出現するのは、「この音のとき!」と、おそらくいつも決まったポイントではないでしょうか。
その時は一度立ち止まって、サイド・キーが押されていないか、指が浮いていないかをじっくり確認してみてください。
思いもよらないところで別のキーが押されていたり、指が浮いていたりします。
キーを意識して確認すると、音がちゃんと出ると思います。
そして、ゆっくり演奏してみてください。
Aerophone Lessonアプリを使う
Aerophone Lessonという無料アプリを使うと、運指の確認が可能です。
このアプリはAE-20とAE-30に対応しており、スマホやタブレットとBluetooth接続して使うことができます。
押しているキーが反応するので、余計なキーを押していたり、指が浮いていたりするとすぐに分かりますよ。
Aerophone Lessonを使う際は、移調(トランスポーズ)を「0(C)」にしておきます。
アルトサックスの場合、+3(E♭)設定では、ドの運指はミ♭(もしくはレ♯)と認識されるので注意してください。
まとめ
特定の音が出たり出なかったりするというお悩みの方は、余計なキーを押していないか、指が浮いていないかをまずはチェックしてみてください。
無料アプリ、Aerophone Lessonも運指の確認に役立ちます。
力むと余計なキーを押してしまい、油断すると指が浮いてしまう、、難しいですね。
適度な力加減でキーが押せるよう、一緒に少しずつ練習していきましょう!
Enjoy!エアロフォン!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、しゅうこでした。