こんにちは、しゅうこです。

エアロフォンのバイオリンの音色が大好き!
エアロフォンユーザーならきっと一度は試したことがあるのが、内蔵音色の「バイオリン・ビブラート」ではないでしょうか(独自調べw)。
ソング&ガイドブックに収録されている「G線上のアリア」を演奏するとすごく素敵です。
そんなバイオリン・ビブラートですが、



響きの度合いをもう少し弱めたい
と思ったことはありませんか。
今回は、Aerophone Pro Editorアプリで音色をカスタマイズする方法を紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてください。
エアロフォンのエフェクト初期設定
エアロフォンの各音色には、あらかじめ音響効果(エフェクト)が付加されています。
エフェクトとは、音に変化を加えることで表現力を豊かにする技術です。
代表的なものに、リバーブ(RV)やコーラス(CH)、ディレイ(DLY)などがあります。
エアロフォンの各音色にはこの3つのエフェクト(RV、CH、DLY)が最初から付加されている場合があります。
この記事では、エフェクトの確認方法と変更方法を説明します。
Aerophone Pro Editorアプリ、AE-20本体、どちらからも可能です。



エフェクトに関して全くの素人なので、あたたかく見守ってください。
代表的なエフェクト用語
CH (Chorus) :コーラス(パラメーターガイドP36)
原音がまだ鳴っているタイミングで重なるダブリング効果と揺れを生じるエフェクト
DLY (Delay) :ディレイ(パラメーターガイドP37~38)
音を入力した後に、その音を遅らせることで、音が重なり合って聞こえる効果を作り出すエフェクト
RV (Reverb) :リバーブ(パラメーターガイドP39~41)
音が周囲の物体や空間に反射して、複数回反響することで生じる音響効果
DRY :ドライ
エフェクトがかかっていない音
参考にしたサイトはこちら
Aerophone Pro Editorアプリの操作方法
Aerophone Pro Editorの「Editor画面」から、奥が深すぎるエフェクターの世界を垣間見ることができます。
英語表記なのでパッと見が難しいですが、少しずつ解読していきたいと思います。
今回は、「バイオリン・ビブラート1」のエフェクトを操作します。
①「P07-01 バイオリン・ビブラート1」に設定
②下の「EDITORボタン」を押して、EDITOR画面を表示
Scene Effects(シーンエフェクト)にCH(コーラス)、RV(リバーブ)、DLY(ディレイ)のボタンがあり、ON/OFFと編集ができます。


③CH、RV、DLYのボタンを押すと、ON/OFFの切り替えができます。
④また、ボタンを長押しすると編集画面が表示されます。


⑤CH、RV、DLYをすべてOFFにします。
また、Aerophone Pro Editor取扱説明書8ページにはMFXもOFFにするとすべてのエフェクトがOFFになると記載があります。



MFXの詳しい意味は分かりませんが、OFFにしておきます!
右上の「WRITEボタン」でユーザー・シーン登録をします。
ユーザー・シーン登録しないと設定は保存されません。
⑥U02-03 に、「Violin RV (-) 」という表記で登録しました。




補足1
上記の方法でON/OFFを何度も切り替えて音の違いを聴き比べてみると、おや?と思うかもしれません。



RV(リバーブ)がOFFになるのはわかるけど、CH(コーラス)とDLY(ディレイ)の効果が分からない、、
EDITOR画面ではONになっているCHとDLYですが、実は「バイオリン・ビブラート1」のCHとDLYの設定は「0」になっています。
そのため、EDITOR画面上はONでも効果は付加されていません。
CHとDLYをつけたいときは、それぞれ数値を編集する必要があります。


本体の操作方法
本体からもCH、RV、DLYの各エフェクトの編集と、すべてのエフェクトのON/OFFを切り替えることができます。
MENUボタンを押し、+ボタンを長押しすると「Scene Volume」で自動的に止まります。
さらに+ボタンを3回押すと「Scene Chorus」→「Scene Reverb」→「Scene Delay」と編集可能です。
すべてのエフェクトをOFFにしたいときは、「All Effects off」画面で「YES」を選択してください。
シーン(音色)に設定されているすべてのエフェクト(コーラス/リバーブ/ディレイ/MFX)がOFFになります。


補足2
「バイオリン・ビブラート」についているエフェクト(この場合はリバーブ)をOFFにすることはできますが、もともとの「ビブラート」までは取り除くことはできません。
そのため、完全なドライのバイオリンの音色にすることはできません。
まとめ
音色に設定されているエフェクトの確認と編集方法について紹介しました。
主なエフェクトはCH(コーラス)、RV(リバーブ)、DLY(ディレイ)です。
Aerophone Pro EditorアプリとAE-20本体、どちらからでも操作できます。
アプリの方が詳細なカスタマイズが可能です。
今回はエフェクトをOFFにしましたが、RVを深めたり、CHやDLYをさらに追加することもできます。
ぜひお気に入りの音色をつくってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、しゅうこでした。

