エアロフォンの音をアンプで楽しむ

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こんにちは、しゅうこです。

人前で演奏するときに、ヘッドホンで聞こえるような臨場感あふれる音を再現したい!

そんなふうに思ったことはありませんか。

エアロフォンを人前で演奏したり、大きな会場で演奏したりする際、内臓スピーカーでは音量・音質に限界があります。

今回は、そんな内臓スピーカーの弱点をカバーしてくれる強い味方、アンプ内蔵スピーカー(以下、アンプ)について紹介します。

目次

エアロフォンAE-20には左右1個ずつ内臓スピーカーが配置されており、本体から音を出して演奏することができます。

音量は0~11までの12段階で調節可能です。

ヘッドホンで練習する際、私の場合、心地よい音量は3~4程度です。

ヘッドホンをした状態と同じくらいの音量を内臓スピーカーで出そうとすると、だいたい7~8くらいの感覚です。

家での音量8はかなり大きい音なので、近所迷惑を気にしなければなりません。

そのため、自宅ではほぼヘッドホンで練習しており、内臓スピーカーを使用するのはレッスンの時くらいです。

また、音量を最大の11まで上げると、音割れしやすいです。

内臓スピーカーは上向きについているので、演奏者にはよく聞こえますが、人前や広い空間で演奏するのには向いていません。

アンプとは、「増幅する」という意味の英単語「amplifier(アンプリファイア)」の略です。

楽器から出た信号を増幅してスピーカーから音を出したり、音量や音質を調整することができます。

私は音響機器に詳しくないので、最初アンプと聞いてまず頭に浮かんだのは、コンサートなどでエレキギターが繋がっているスピーカーのことかなという程度でした。

エアロフォンの取扱説明書とソング&ガイドブックに、「外部スピーカーを接続する」という項目があります。

それを踏まえてエアロフォンのコンサートや動画などを見ると、必ずエアロフォンにはケーブルが接続されており、アンプから会場全体に届く音量が出ていることが分かります。

内臓スピーカーには限界があるので、エアロフォンとアンプを接続すると、大きな音量で、より高音質で表現力のある音が出せるのでおすすめです。

私はYAMAHAのTHR5Aというアンプを持っています。

このアンプはギター用を想定して販売されており、私はYAMAHAのサイレントギター用に買ったのですが、エアロフォンに使ってみたところ、支障なく使えています。

小型ですが十分な音量がでます。大音量にしても全く音割れしません。

音質も非常にいいです。ヘッドホンで聞いている音質とほぼ変わらず、音を装飾することもできます(音を揺らしたり反響させたり)。

実際に選ぶ際は楽器店などで相談したいただきたいのですが、使用している立場から言えることが1つだけあります。

ある程度の重量があるアンプがおすすめです。

持ち運びには軽いほうがいいのですが、軽すぎるアンプは音量を大きくすると音の振動で動いたり、後ろに倒れたりします。

THR5Aは本体が2kg、充電池を8本入れると+210gで約2.2kgです。

接地面も広くて(271×120mm) 、どっしりとしていて安定感があり、動くことはありません。

エアロフォンをつくっているRolandのグループ会社であるBOSSでも、家庭用の小型アンプを販売しています。

CUBE series(リンクはこちらは、主に黒と白が基調になっており、かっこいいアンプがたくさんあります。

Bluetooth対応の完全ワイヤレスのタイプもあるので、あとは持ち運び可能な重さかどうかで選ぶといいと思います。

また、アンプによってモノラル出力かステレオ出力か違うので、ご確認ください。

AE-20のソング&ガイドブックではステレオ再生可能な楽器用アンプがおすすめされています。

THR5Aのように水平方向に音がでるアンプの場合、発表会などで使用する際は設置場所によって演奏しやすさが変わります。

自分より少し後方で、椅子の高さ位の位置に置くと、自分の演奏の音がよく聞こえるのでおすすめです。

舞台の前面に配置するのが理想かもしれませんが、自分より前の床に直で置くと、音が遠く、練習とは違う音に聞こえて演奏しづらいです。

先日行ったラ・フォル・ジュルネのローランドブースの舞台上のアンプも、演奏者の後方に置いてありました。

臨場感があって、非常に迫力のある音でした。

発表会での心構えはこちらの記事で紹介しています

エアロフォンを練習するときはヘッドホンを使用するので、アンプを使うのは発表会の時(年に数回)だけかあ、と思われたかもしれません。

実は、アンプはPCやスマホと接続して、音楽を聴いたり、スピーカーとして使用するのにも非常に適しています。

THR5Aの場合、右上のAUX端子にスマホを繋ぐと、アンプから音楽を流すことができます。

エアロフォンはスマホとBluetooth接続できますが、途切れることもあるので有線でつなぎたい場合はAUX端子を使用すると安心です。

PCの内臓スピーカーでは音割れしてしまう場合、アンプをつなぐと非常にきれいな音で聞くことができます(本体裏面にPCとの接続端子があります)。

また、PHONES端子にヘッドホンを挿せば、曲を聴きながら演奏できます。

小さな音から大きな音まで、きれいに聞こえるのでおすすめです♪

小型だと机の上にも置けるので、気軽に使えます。

THR5とTHR5Aがあります。デザインが素敵!

人前や広い空間でエアロフォンを演奏する際に、大音量かつ高音質なサウンドを表現できるアンプについて紹介しました。

PCやスマホと接続して音楽鑑賞するのにも使えます。

あまりの音質の良さにびっくりすること間違いなしです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上、しゅうこでした。

雑音のないきれいな音をスマホやPCに録画・録音したいという方はこちら♪

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