エアロフォンでサックスと共演!自然に馴染むためのヒント

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こんにちは、しゅうこです。

サックスは大人数でアンサンブルできてうらやましいな~
エアロフォンは人が少なくて、アンサンブルの機会が少ない(´ー`)

ソロ演奏も好きですが、複数で演奏するアンサンブルも大好きです。

みんなで心を合わせて一曲作り上げる雰囲気、たまりません。

デジタル管楽器(電子サックス)のアンサンブル会もあるのですが、今回はアコースティックサックスの中に混じって演奏する機会があったので、気づいたことや注意点などを紹介します。

ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

アコースティック楽器と一緒に演奏したことが3回あります。

  • サックス14+エアロフォン2
  • サックス5+トランペット1+トロンボーン1+エアロフォン1
  • サックス20+エアロフォン1

エアロフォン同士のアンサンブルも非常に楽しいですが、アコースティックサックスに混ざると、大音量の中に埋もれる感じが心地いいです。

アコースティック楽器とアンサンブルをする際は、エフェクトをオフにしたドライ(DRY)の音色で演奏するのが良い、とアドバイスをもらいました。

エアロフォンの内蔵音色には最初からリバーブなどのエフェクトが付加されており、非常に美しい音で演奏することができます。

ホールなどでソロで演奏する場合は、エフェクトがあると非常に気持ちよく演奏することができます。

しかし、アコースティック楽器と演奏する際、全員でピタッと音を止めた場合に、エアロフォンだけエフェクトの残響が残って聞こえてしまいます

エフェクトをオフにしておけば、ビシッとかっこよく音が合います。

エフェクトをオフにする方法についてはこちらを読んでみてください。

エアロフォンだけのアンサンブルであれば、エフェクトをたくさん効かせるのも面白いし、醍醐味です。

先日、エアロフォンのバイオリン・ビブラート+チェロ・ビブラートで弦楽5重奏をやったら非常に気持ちよかったです。

アンプを使ってアンサンブルをする際は、他の楽器との音量調整が必要です。

アコースティック楽器に加わる場合だけでなく、エアロフォン同士でも調整が必要です。

自分自身では適切な音量がわからないので、他の楽器と同時に音を出してみて、少し離れた場所から第3者に聞いてもらうのが効果的です。

本体のボリュームつまみか、アンプ側(VOLUMEもしくはMASTER)で音量を調整します。

アンプとエアロフォンの接続が【AUX端子-PHONES端子】か、【INPUT端子-OUTPUT端子】かによって出せる音量が変わります。

AUX端子では音量が足りない、もしくは割れてしまう場合はINPUT端子での接続も試してみてください。

INPUT端子は設定によっては若干遅延します。詳しくは下の記事を読んでみてください

アンプについては下の記事も読んでみてください

おすすめの設置場所

大きさにかかわらず、アンプは置く位置が非常に重要です。

ソロでもアンサンブルでも共通ですが、アンプを客席に向ける場合は、必ず自分の後ろに置きましょう

そして、耳に近い高さにすればするほど聞こえやすくなります。

自分より前にアンプを置いてしまうと、非常に聞こえづらいです。

足元に置いた場合

ソロの場合は椅子の上に置けることもありますが、アンサンブルではなかなか高い位置にアンプを設置することは難しく、どうしても足元に置くことが多くなります。

足元に置いて感じたのが、「自分の音が非常に聞こえづらい」です。

同じパートが何人かいると、自分の音なのか、他の人の音なのか区別がつきません。

アンプから十分な音量が出ているにもかかわらずです。

なぜ音量が十分だとわかるかというと、自分以外の人にはしっかり聞こえているらしいのです。

そうすると音量をさらに上げるわけにもいかないので、アンプから床に伝わる振動を足の裏で感じながら、「ああ、音は出てそうだな」と自分を信じて吹いていました。

音の聞こえ方

アコースティックサックスの場合は、音を直接耳から聞くことに加えて、楽器(マウスピース)から伝わる振動でも自分の音を認識しています(骨伝導)。

エアロフォンは、リードもマウスピースも振動しません。

本体からも音を出さないので、アンプから出る音を直接耳で聞くしかありません。

このような違いが、音の聞こえづらさの一因だと推測しています。

もちろん、慣れてくれば聞こえてくるかもしれませんので、経過を追いたいと思います!

アンプスタンド

前述したローランドブースの写真で、足元に置いてあるアンプが斜め上を向いていることに気づきました。

スピーカーを斜め上に向けたほうが、しっかり聞こえそうです。

しかし、斜め上を向いたアンプは高価で、大きくて持ち運びが大変なので、半ば諦めモードでした。

そこで、「(ギター)アンプスタンド」という商品が、小型アンプでも斜め上向きを実現してくれそうなことが分かりました。

調べてみると、足元にアンプをおくと、本来の音(直接音)を100%聞いているわけではなく、壁などに反射した間接音を聞いているようです。

アコースティック楽器とアンサンブルをしたいと思っても、結構ハードルは高いです(個人的感想)。

ギターやベースといった、アンプを使う楽器を演奏する人たちとのセッションの方が、ハードルが低いかもしれません。

アコースティック楽器側の懸念点を、勝手に想像しました。

  • そもそもエアロフォンってなに?(サックスプレイヤー内でも知名度はまだ十分ではない)
  • 電子楽器に、生楽器と同等の音量がだせるのか!?

今回は、サックスアンサンブルをするにあたり、バリトンサックスのパートの人数が少ない(大きいので持っている人が少ない)ので、「エアロフォンで出てみませんか」というお声掛けをいただきました。

エアロフォンを始めて3年、発表会などでエアロフォンの存在を少しずつアピールしてきました
アンサンブルの機会が増えることが非常にうれしいです!

アコースティック楽器とアンサンブルをする際のポイントを紹介しました。

  • エフェクトをオフにする(DRY)
  • 音量調整
  • アンプの設置場所と角度

アコースティック楽器とアンサンブルをして、3回とも「自分の音が、自分にだけ聞こえない」という不思議な体験をしました。

アンプの角度が解決してくれそうな予感がするので、アンプスタンドを探してみようと思います。

アンサンブルに加わるにあたり、私の場合は声をかけられるのをじっと待っていましたが、積極的にエアロフォンの魅力をアピールして、いろんな楽器の方と交流を深めるのも楽しいと思います。

ぜひ、アンサンブルを楽しんでください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上、しゅうこでした。

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