譜面台のおすすめ 種類・特徴・選び方

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こんにちは、しゅうこです。

これからエアロフォン(他の楽器でもOK!)を頑張って練習するぞ~!

そんな時、あると便利なものがいくつかあります。

前回の記事では購入おすすめ品を4個(マウスピースパッチ、譜面台、スタンド、ガイドブック)ご紹介しました。

今回は、その中で譜面台の種類や特徴、選び方について簡単に、分かりやすく解説します。

譜面台の購入を検討している方の参考になれば幸いです。

目次

譜面台の種類を大きく3種類に分類して、それぞれの特徴をいくつか挙げます。

3種類とも、実際に私が使用して感じた特徴と感想ですので、ぜひ参考にしてみてください。

楽譜を置く場所が枠(フレーム)タイプ

  • 折り畳みできて持ち運びしやすい
  • 盤面は小さめ
  • 値段は比較的安い
  • 軽すぎると安定感に欠ける場合がある

楽譜を置く場所が板(プレート)タイプ

  • 持ち運ぶにはやや重く、据え置きに向いている
  • 盤面はちょうどいい大きさ
  • 値段はお手頃
  • 楽譜以外にもPCやタブレット、プロジェクター置きとしても使えるものがある

据え置き専用(マンハセットManhasset)タイプ

  • 持ち運びは難しいので据え置き専用
  • 盤面は大きめ
  • 値段は高い
  • 高さ調節が非常に簡単

3つのタイプ別の特徴を表にまとめます。

1~9それぞれの解説も詳しくしていきます(番号をクリックするとそこまで飛べます)。

  枠(フレーム)板(プレート)マンハセット
1.持ち運び×
2.重さ1kg前後2kg弱2.5kg前後
3.盤面の大きさA3より小さいA3と同じくらいA3より一回り大きい
4.楽譜を置く幅(厚さ)2cm程度5cm程度6cm
5.高さ調節しやすさ
6.書き込みやすさ△~〇
7.ページストッパーありありなし
8.小物を置くラックなしなし(後付け可能)ラック付きタイプあり
9.値段2000円前後4000~5000円10000円以上

持ち運び

持ち運ぶ機会が多い方は、折りたためるフレームタイプがおすすめです。

プレートタイプは、持ち運び不可能ではありませんが、フレームタイプほどコンパクトにはならないので、楽器+譜面台で持ち運ぶには重いです。

マンハセットは据え置き専用です。

重さ

フレームタイプにはアルミ製のものとスチール製のものがあり、アルミ製のほうが軽いです。

軽いほうが持ち運びしやすいですが、重い方が安定感が増します。

重ければ、少し当たったりしても倒れにくいです。

スチールとは、鉄に炭素を混ぜたもの、ステンレスとは鉄にクロムを混ぜたものです。

盤面の大きさ

それぞれのサイズです。A4本、楽譜本のサイズと比較してみます。

楽譜本は、A4よりやや大きいことが多いです。

目安としては、フレームタイプはA3(A4見開き)より小さい、プレートタイプはA3と同じくらい、マンハセットはA3より一回り大きいサイズです。

盤面の大きさ楽譜を置く奥行 
(厚さ)
重さ
A4本縦30×横21cm
見開き(A3):横41~42cm
楽譜本(A4よりやや大きいことが多い)縦30.5×横23cm
見開き:横45~46cm
フレームタイプ
(盤面が小さいほど軽い傾向)
縦25cm前後
(中心部は+4~5cm)
×横45~50cm
2cm程度800g~1kg
プレートタイプ縦31×横43cm前後5cm2kg前後
マンハセットM48(ラックなし)縦32×横51cm6cm2.4kg
マンハセットM50(ラックあり)縦37×横51cm6cm2.6kg

楽譜を置く場所の奥行(厚さ)

本の厚みにもよりますが、フレームタイプは薄い本2冊が限界かなという印象です。

プレートタイプは3、4冊乗せても大丈夫です。

マンハセットは奥行はありますが、ページストッパーがないので、厚い本を置くのには向いていません。

ストッパーの項目で解説します。

高さ調節のしやすさ

フレームタイプ、プレートタイプはねじを緩めて高さを調節する仕組みになっているので、両手で高さを変更、微調整します。

マンハセットの一番のポイントは高さ調節のしやすさだと思います。

土台部分を足で押さえて、プレート部分を片手で上下に押すだけで高さを簡単に変えることができ、微調整もしやすいです。

音楽教室や演奏会、オーケストラなど、様々な身長の人が使う場合や、異なる楽器を使用する際など、高さを簡単に調節できるので非常に優れています。

書き込みやすさ

フレームタイプ:枠しかないので、薄い紙だけの場合は書き込みしづらいです。ファイルや本であれば問題なくできます。

プレートタイプ:盤面に穴が開いているデザインだと薄い紙には書き込みづらいですが、それ以外であれば、土台も安定しているので書き込みしやすいです。

マンハセット:紙でも本でも書き込みしやすいです。

ページストッパー

ページストッパーとは根元がばねになっている細い棒で、左右2本ついています。

ページを押さえてくれるので、風で飛ばされたり、本が閉じたりする心配がありません。

マンハセットにはページストッパーがないので、本を置く場合は別途クリップが必要になります。

ただ、盤面がA3よりも一回り大きいので本の左右どちらか(+上縁)しかクリップで止めることができないため、分厚い楽譜本を置くのには向いていません。

演奏会など、押さえる必要のない楽譜を置いて、ページめくりしやすいことが前提になっています。

小物を置くラック

チューナーやメトロノーム、鉛筆などの小物類を置けるラックがあると非常に便利です。

ラックがない場合は楽譜の上に置くのですが、ページをめくる際に鉛筆が意外と邪魔になります。

私は後付けできるラック(ヤマハ YAMAHA 譜面台ラック MS-RKDX)を使って、メトロノームと鉛筆を置いています。

Amazonでは新品の取り扱いがないようですが、楽天などの他のサイト、楽器屋さんに行くと置いてある場合が多いです。

ただ、ラックに置いた状態でのメトロノームのボタン操作は難しいので、結局取り出して使っています。

その点、ラック付きのマンハセット(M50)の、鉛筆の取りやすさは最高です。

色々調べていたらマンハセットのアクセサリー・シェルフM1100というものを見つけたので、早速購入してみました!

このアクセサリーシェルフを買った際の失敗談、挽回策については次の記事を読んでみてください

値段

折りたためる軽量のフレームタイプは比較的安価なものが多いです。

プレートタイプは4000~5000円で、かなりしっかりしたものが手に入ります。

マンハセットは高価です。

譜面台の種類と特徴について解説しました。

自宅に据え置きで使うのであれば、頻繁な高さ調節は必要ないので、何冊か楽譜本が置けるプレートタイプがおすすめです。

持ち運びが多いという方は軽いフレームタイプがいいですね。

自宅練習用にプレートタイプ、持ち運び用にフレームタイプと使い分けている方もいるかもしれません。

マンハセットは質もよく、高さ調節しやすいのが非常に魅力ですが、ページストッパーがなくて本が置きづらいのと、自宅用ならそんなに高価なものでなくても、というのが正直なところです。

実際に使用した譜面台、使用経験は以下の通りです。

1 フレームタイプ:発表会で使用(会場に置いてあるもの) 

2 プレートタイプ:自宅で使用 CAHAYAの譜面台

3 Manhassetマンハセット譜面台:音楽教室(島村楽器)で使用

譜面台があると練習環境が大幅に改善します。

どのタイプにするか決まったら店頭やインターネットで調べて、その中から好みの色やデザインのものを選んでみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上、しゅうこでした。

他にも、エアロフォンの練習にあると便利なものを紹介しています

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