こんにちは、しゅうこです。

普段はヘッドホンでエアロフォンの練習をしています
内蔵スピーカーよりもヘッドホンの方が非常に高音質で、音が近いので臨場感もあって没入できます。
そのため、大きな会場で演奏する時は、アンプを使うと高音質・大音量で聴いてもらうことができます。
しかし、発表会には出ないけど、自宅で身近な人に練習の成果を聴いてもらいたい!と思うことはありませんか?



ヘッドホンと同等のきれいな音を聴いてもらいたい!かといってアンプで大音量を出すわけにはいかないし、、
今回は、そんなお悩みを解決します。
観客はひとり限定ですが、自宅で家族に演奏を聴いてもらう時の、エアロフォンとアンプの接続方法を紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてください。


接続完成図
下の図をもとに、必要な物品や接続方法を解説します。


準備するもの
- アンプ
- シールドケーブル
- 2人分のヘッドホンかイヤホン
- 伴奏を流すならスマホや音楽プレーヤー
アンプ
エアロフォンはモノラル出力、ステレオ出力の両方に対応しています。
そのため、アンプはモノラル出力、ステレオ出力どちらでも使用可能です。
アンプ側にINPUT端子が必要です。
AUX端子では音を共有できないのでご注意ください。
シールドケーブル
接続できるケーブルは3種類あります。
- モノラルフォーンケーブル(プラグが1本線)
- ステレオフォーンケーブル(プラグが2本線)
- オーディオケーブル(楽器接続用)
モノラル出力のTHR5Aと、ステレオ出力もできるRoland Mobile Cubeの接続例を紹介します。




Roland Mobile Cubeで、モノラル出力とステレオ出力で音を聞き比べてみました。
音色によるかもしれませんが、劇的な違いは感じませんでした。
ヘッドホン、イヤホン
演奏者はヘッドホン(またはイヤホン)をエアロフォンのPHONES端子に接続して、練習と同様に音を聴きます。
観客(ひとり限定)は、アンプのPHONES端子にヘッドホン(またはイヤホン)を接続すれば、アンプを通した音を聴くことができます。
スマホ、音楽プレーヤー
伴奏を流す場合は、スマホもしくは音楽プレーヤーをエアロフォンとBluetooth接続します。
観客は、伴奏と演奏の両方をアンプを通して聴くことができます。
注意点
変換プラグ
変換プラグ(ミニプラグ→標準プラグ)を使う際は、線の本数が同じものを使ってください。
線の本数が異なるものを使うと、雑音が入ったり、きちんと音が出ない場合があります。
音質は若干異なる
アンプを通すと、エアロフォンに直接接続して聞く音とは若干異なります。
アンプの特性によると思いますが、丸みのある音になったり、低音が強めに出たりします。
また、エフェクトがかかっている場合は、アンプを通すとさらにエフェクトが強調される場合があります。
遅延の原因にもなるため、エアロフォン本体で音色のエフェクトを弱めたり、アンプ側でもエフェクトを切ったりして調整してください。


まとめ
自宅で大きな音は出せないけど、高音質で臨場感あふれる演奏を聴いてもらいたい!という時におすすめのアンプの使い方を紹介しました。
誰かに聴いてもらうと、普段の練習とは違う緊張感が生まれます。
身近な人に感想をもらうのも勉強になりますし、発表会の予行演習にもぴったりです。
また、アンプを通した音はエアロフォン本体のPHONES端子から出る音とは若干異なります。
自分で聴いてみると、発表会で実際にアンプから出る音を想定できるので、アンプを通した練習もおすすめです。
使う機会が限られるアンプですが、ぜひ自宅でもたくさん使ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、しゅうこでした。