デジタル管楽器(電子サックス)の種類と選び方 初心者の選び方3選
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こんにちは、しゅうこです。
「デジタル管楽器を始めてみたいけれど、種類がいろいろあって、どれを選べばいいのか分からない…」と迷っていませんか。
EWI、ヤマハ、エアロフォン…名前は聞くけど、何がどう違うのか正直よく分からない。
実は、デジタル管楽器はメーカーごとに得意なことや音の出し方が少しずつ違います。
この記事では、代表的な3機種の特徴と、「目的・値段・見た目」という3つの選び方のポイントを、管楽器初心者だった私の目線でご紹介します。ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてください。
それでは、目次から気になるところへどうぞ。
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目次
デジタル管楽器(電子サックス)の種類
デジタル管楽器と一口に言っても種類はさまざまなので、ここではよく比較される代表的な3つをご紹介します。
AKAI EWI(イーウィ)
1987年に発売されて以降、ウインドシンセサイザーの代名詞といえばEWIです。T-SQUAREのサックス奏者らが使用していることでも知られています。
AKAI Professionalが発売しており、現在の発売モデルはEWI 5000とEWI SOLOの2機種です。
EWIのサイトはこちらからご覧いただけます。
YAMAHA デジタルサックス
2019年に発売が開始された、ヤマハのアコースティックサックスを元に作られたデジタルサックスです。ベル一体型(ベル:丸く開いて音が出る部分)で、スピーカーからの音がベル部分に伝わって振動し、リアルな演奏感を得ることができます。
現在の発売モデルはYDS 150の1機種です。
より手頃なYDS-120というモデルもありましたが、現在は生産終了しています
ヤマハのデジタルサックスのサイトはこちらからご覧いただけます。
Roland Aerophone(エアロフォン)
静岡県浜松市に本社を置く、ローランド株式会社が2016年から発売を開始しました。
サックスだけでなく、フルート・クラリネット・トランペットなどの木管/金管楽器や、バイオリン・チェロなどの弦楽器、シンセサイザー、二胡や尺八といった民族楽器まで、さまざまな音色を楽しめるデジタル管楽器です。
現在の発売モデルは次の5機種です。最初に発売されたAE-10は、2022年で生産終了しています。
- AE-01 Aerophone mini
- AE-05 Aerophone GO
- AE-20 Aerophone(AE-20SC・AE-20Wホワイト) ※SCは島村楽器限定モデル
- AE-30 Aerophone Pro
- AE-Brisa Aerophone Brisa
エアロフォンのサイトはこちらから!
実際にどんな人が使ってるの?
実際に買うとなると、どんな人が使っているのか気になりますよね。
音楽教室で話を聞いたり、インターネットやYouTubeを見たりすると、サックスプレイヤーが使用していることが多いと感じます。
サックスプレイヤーはデジタル管楽器を知っている方が多く、自宅での練習用や、アコースティックではできない表現(他楽器の音色)や使い方(MIDIなど)を目的に購入されるようです。
逆に、他の楽器をやっている方には「エアロフォンを初めて見た」と言われることもあり、まだまだ認知度としては低いのかなと感じています。
ですので、初心者が始めても十分楽しめることを、これからもたくさん発信していきたいと思います。
\ いろんな音色を楽しめるAE-20はこちら /
どれがいい? おすすめの選び方3選
種類が分かったところで、いよいよどれを選ぶか。私なりの選び方を、3つの視点でお伝えしますね。
目的・機能で選ぶ
- シンセサイザーをメインに使いたい → EWI
- サックスの代わりとして使いたい → YAMAHA
- いろんな音色を楽しみたい → Aerophone
各機種の特徴を比較しました。
| 比較項目 | AKAI EWI | YAMAHA YDS150 | Aerophone AE-20 |
|---|---|---|---|
| 主な特徴 | ウインドシンセの伝統的な操作感 | 本物のサックスのような吹き心地 | 音色の種類が豊富 |
| キー構造 | タッチセンサー式 | サックスと同じレバー式 | ボタン式 |
| マウスピース | リコーダー型 | リード型 | リード型 |
| 音色数 | 100種類(電子音系に強い) | 73音色(サックス系が中心) | 250種類以上(シンセから和楽器まで) |
| 重さ | 約0.8kg(比較的軽量) | 約1.0kg(ベル部分に真鍮を採用) | 約1.1kg(程よい安定感) |
機種により、口にくわえるマウスピース部分と、指で押す部分のキー構造に違いがあります。
マウスピース部分はEWIはリコーダー型、YAMAHA YDS150とAerophoneはリード型になっています。
キー構造については、EWIがタッチセンサー式、Aerophoneがボタン式なのに対して、YAMAHAはアコースティックサックスと同じような動きをするレバー式となっています。
各機種の詳しいスペックは島村楽器のサイトが非常に分かりやすいので、ぜひご覧ください。機種の比較ページも参考になります。
音色が多いほうがいい、という方にはAerophone AE-20がおすすめです。
値段で選ぶ(電子サックス価格比較表)
スペックも大事ですが、値段も大事ですよね。参考までに、島村楽器オンラインストアでの販売価格を記載します。
他の楽器店やAmazonなどのネットショップからも買えますし、教本やスタンドなどをセット販売しているところもあります。スペックと予算を見比べながら、ご検討くださいね。
| 機種 | 販売価格(税込) |
|---|---|
| EWI 5000J | ¥79,800 |
| EWI SOLO | ¥59,800 |
| YAMAHA YDS 150 | ¥95,700 |
| AE-01(Aerophone mini) | ¥41,800 |
| AE-05(Aerophone GO) | ¥62,700 |
| AE-20(Aerophone) | ¥107,800 |
| AE-30(Aerophone Pro) | ¥184,800 |
| AE-Brisa(Aerophone Brisa) | ¥249,700 |
※2026年7月現在(税込)
予算の目安としては、「まず5万円前後でお試しならAE-01、10万円前後で長く使える1台ならAE-20」というイメージです。
ローランドの機種同士の違いは、この後の比較セクションで詳しくご紹介しますね。
見た目で選ぶ
私はエアロフォンを見たとき、「すごくかっこいい!」と思って、完全に見た目で選びました。ちょうどAE-20が発売されたばかりで(2022年1月発売)、いろんな方がYouTubeでレビューをしていました。
たくさんのサイトや動画を見て調べる中で、特に決め手になった動画を2つご紹介します。
ひとつ目は、サックスプレイヤー・荒川マナさんの「荒川マナの気まマナさっくす」というチャンネルです。AE-20のレビュー動画では、ずばり「何か楽器を始めようかなと思っている人→買いです!」とあり、かなり背中をおしてもらいました。すごく楽しそうにお話しされるので、自分もやってみたいと思わせてくれる動画です。
もうひとつは、島村楽器・川崎ルフロン店のサックスインストラクター、吉田隆広さんの名探偵コナンのメインテーマ演奏動画です。こんなふうに演奏できたらかっこいいな、気持ちいいだろうなと思える動画です。
ローランドのエアロフォンはどれを選ぶ? 全5機種を比較
「電子サックスの中でも、ローランドのエアロフォンが気になっている」という方のために、現行の全5機種を比較しました。エアロフォンは入門機からプロ仕様まで幅広くそろっていて、同じシリーズでも性格がけっこう違います。
| 機種 | 価格(税込) | 音色数 | 重さ | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| AE-01 (Aerophone mini) |
¥41,800 | 6音色 (アプリで50音色追加) |
約500g | まず気軽に始めてみたい |
| AE-05 (Aerophone GO) |
¥62,700 | 11音色 (アプリで50音色追加) |
約700g | 予算を抑えつつサックス運指で始めたい |
| AE-20 (Aerophone) |
¥107,800 | 250音色以上 | 約1.1kg | 趣味として長く続けたい・いろんな音色を楽しみたい |
| AE-30 (Aerophone Pro) |
¥184,800 | 300音色以上 | 約1.2kg | ステージ演奏や音楽制作もしたい本格派 |
| AE-Brisa (Aerophone Brisa) |
¥249,700 | 100音色 | 約415g | フルートの見た目と演奏スタイルに憧れる方 |
※価格は2026年7月現在(税込)。音色数・重さはメーカー公表値をもとにしています。
ざっくり言うと、AE-01とAE-05が「入門ライン」、AE-20とAE-30が「本格ライン」、そして2025年11月発売のAE-Brisaは「フルート型のまったく新しいライン」という位置づけです。
私自身は、まったくの管楽器初心者からAE-20で始めました。
AE-20は、音色の豊富さと本体の完成度のバランスがよく、「最初の1台」としても「長く使う1台」としてもおすすめです。
入門機から買い替える方も多いので、予算が許すなら最初からAE-20を選ぶと遠回りがありませんよ。
フルート型のAE-Brisaは私も実際に試奏してきました。想像以上の軽さと音の美しさに感動したので、気になる方はこちらのレポートもどうぞ。
\ ホワイトもかっこいい /
まとめ
代表的なデジタル管楽器(電子サックス)について説明しました。
「かっこいい電子音を極めたい!」ならAKAI EWI
T-SQUAREなどのフュージョン音楽が好きな方にはこれ!
タッチセンサー式のキィは、超高速な演奏も可能です。
他の2機種よりも軽量です。
「サックスに限りなく近いほうがいい!」ならYAMAHA YDS
「いつかサックスを吹いてみたいけど、音が大きすぎて家では無理」という方に。
キィ(ボタン)の仕組みが本物のサックスとほぼ同じなので、サックスの運指練習にも最適です。
ベル(先端部分)が真鍮製で、見た目も本格的です。
「色々な音色を楽しみたい!」ならエアロフォン
サックスの音はもちろん、フルートやバイオリン、果ては尺八まで!
運指(指使い)もリコーダーに近いので、楽器が初めての方でも始めやすいです。
どれも初心者でも十分楽しめる楽器です。
そのうえで、「管楽器がまったく初めてで、どうしても決められない」という方には、私はエアロフォンAE-20をおすすめします。
運指がリコーダーに近くて始めやすく、250種類以上の音色のおかげで飽きずに続けられるからです。
実際に初心者から始めた私が、4年たった今も楽しく吹き続けています。
それでも迷ってしまう方は、「見た目」で選ぶのも十分ありですよ!
見た目が気に入っていれば、練習もテンションがあがります。