ついに本番公開、ドキドキの切り替え 初心者のブログ引っ越しの舞台裏⑥【完結】
こんにちは、しゅうこです。
前回(⑤)で、87記事のリライトがすべて完成しました。あとは、この新しいサイトを本番に切り替えるだけです。
長かった引っ越しも、いよいよ最後のひと仕事です。
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聞いたこともない単語を、一つずつ
ところが、この切り替え作業が、これまた手強いものでした。
301リダイレクト、noindexの除去、それにJSON-LD、OGP、canonical……聞いたこともない単語が、次から次へと出てきます。
Pythonという言語を使って、必要な情報を全記事に一括で挿入したりもしました。
もちろん、どれも初めてのことばかりです。
最初、クロードは全部の工程をまとめて一気に説明してきました。
でも初心者の私には、それだと頭がパンクしてしまいます。
そこで「初心者向けに、ステップバイステップで教えて」とお願いしてみたところ、作業を細かく分けてくれて、「終わったら、次」と一つずつ進められるようになりました。
分からないところは、そのつど画面のスクリーンショットを貼って相談しました。
思えば、最初にGeminiを触り始めたときから、ずっとスクショを貼りまくっていた気がします。
それでも、丸投げはしない
最終チェックの段階で、ふと気づいたことがありました。
関連記事のタイトルが、短縮した仮の形のままになっていました。
本来は、正式タイトルに直さなければいけない部分です。
ところが、クロードからは、その提案がありませんでした。忘れていたのか、不要だと判断したのかは分かりません。
でも、もし私が気づかなければ、大事な手順を一つ、まるごと飛ばしてしまうところでした。
どんなに頼りになるAIでも、最後に確認するのは自分です。
AIを完全に信用しきらず、自分でもちゃんとメモを残しておく。それを学んだ瞬間でした。
いちばんドキドキしたのは、本番じゃなかった
ここで、意外だったことを一つ。
この引っ越しで、いちばんドキドキして、感動も大きかったのは、実は、テスト用のサイトに初めてアップしたときでした。
自分の手で作ったサイトが、ネット上にちゃんと形になって現れた、あの瞬間はとても感動しました。
肝心の本番アップロードはというと、入れるフォルダが違うだけだったので、拍子抜けするくらい、平常心で終わってしまいました。
「301リダイレクトすればいいだけ」
ここで、また①に登場した、あの詳しい人の言葉を思い出します。「301リダイレクトすればいいだけだから」。
これを聞いたときの私は、「初心者だから全然わからない! そんな簡単なわけない!」と、心の中で全力でツッコんでいました。
少しだけ説明すると、301リダイレクトは、引っ越しのときに出す「転送届」のようなものです。
古いURL(前のページのアドレス)に来た人を、自動で新しいURLへ送り届けてくれます。
役割はそれだけではありません。Googleにも「このページは、新しい場所へ恒久的に引っ越しました」と伝わるので、これまで記事が積み上げてきた検索での評価も、そっくり新しいページへ引き継がれます。
つまり、転送届を一つ出しておくだけで、読者も、検索エンジンからの評価も、まるごと新しい住所へ移せる。
だから「301すればいいだけ」だったのか——と、やってみて、ようやく意味が分かりました。
でも、やり終えた今の感想はというと——「そんなに簡単じゃなかったけど、確かに、そうだったな」。簡単ではなかった。それは本当です。
けれど、終わってみれば、言われた通りでした。
経験者の言葉は、最初はちんぷんかんぷんでも、やり遂げたあとに、すっと腑に落ちる。
この2か月で、何度もそう感じました。
スタート地点に立った
こうして、約2か月かけたブログの引っ越しが、ようやく完了しました。
ところが不思議なことに、込み上げてきたのは「やり遂げた」という達成感よりも、「やっと、スタート地点に立てた」という感覚のほうでした。
これからは、新しい記事も書きたいし、英語版のサイトもつくりたい。
やりたいことが、どんどん出てきます。
そして、そのスタート地点に立った私が、さっそく始めたこと。
それが、この「引っ越しの舞台裏」を書くことでした。
コードの知識ゼロから始めた引っ越しは、決して楽ではありませんでした。
でも、つまずいた一つひとつが、今はぜんぶ、誰かの役に立つかもしれない経験に変わりました。
長い連載に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
